私が夜泣きと格闘したのは、長女が1~2歳の時です
当時は転勤先の熊本に住んでいて、実家も遠く、初めての子供で夜泣きがなんなのかもよく分からず、毎日寝不足で限界でした
今思い出しても、なんだか胸が苦しくなってきますが、そんな経験も、今つらい思いをしているママ達の救いになればと思って書いていきます
これが夜泣き!? そしてノイローゼへ・・・
あれ?と思い始めたのは、1歳前くらいでしょうか
当時の長女は夜こんな感じでした

エンドレス地獄ですね・・・
無知な自分もさすがに、「もしかしてこれが夜泣きか・・!?」と気づきました・・・
つらいという噂は聞いていましたが、こんなにとは・・・
寝た娘を布団に置いてしばらくすると泣いて起きてしまって、また抱っこして・・の繰り返しなわけですが、それが3時間おきから2時間になり、ピーク時は1時間おきに抱っこして授乳したり・・・
どうして泣くのかが全く分からない・・・
オムツを変えて授乳してもダメ
抱っこして歌を歌ってみたりもダメ
毎晩毎晩、同じことの繰り返しで、先の見えない暗闇に一人でいる感覚でした・・・
これがもう、本当につらくてつらくて・・・
私は「添え乳」をマスターできず、授乳のたびに体を起こしていたので、自分が寝られないということも、こんなにもつらいとは・・・と身に沁みました
毎日夜が来るのが憂鬱でしたね
これがすでに普通の精神状態じゃない感じがしますが、自分では鬱とかノイローゼという意識はまるでなかったです
でも長女が成長してから振り返ると、やはりノイローゼだったなと思いました
当時、大真面目に母親に「私、普通に夜寝て朝起きてっていう日、また来るのかなぁ」なんて聞いていました
「当たり前でしょ!」と母には言われたし、誰だって、そりゃそうだろ、と思いますよね
大人になるまで夜泣きが続くなんてないですしね
でもそんな当たり前のことも、ノイローゼだった私には分からなくなってたんですよねー
本当に周りが見えていなかったなぁと思います
「夜泣き対策」なるものを知る
今思うと、これまた本当に周りが見えていなかったと思うのは、夜泣きは我慢するしかない・・・と思っていたことですね
- そういう時期だからしょうがない・・・
- とにかく耐えるしかない・・・
鬱だったからか・・無知だったからか・・
分かりませんが、夜泣きに対して何かしらの対策があるとは当時思ってもいず、特にネットで調べるとかもしていなかったんです
今振り返るとあきれてしまいますね・・
でもある日、二人目を妊娠中に、新聞記事を見つけました
(結局長女の夜泣きは耐え抜いて、夜泣きが少なくなる歳になりました・・)
「夜泣き専門保育士」として活動する清水悦子さんが教える、夜泣き改善のためのいくつかの方法の記事(2015年5月13日日本経済新聞)でした
そのポイントをまとめたものがこちら

試してみた結果
結論から言うと、この方法ですっきり夜泣きが直った!とまではならなかったです
同じように夜泣きで悩んでいるママ達のために、これで夜泣き、直りましたよ!と言いたいところですが・・・
一番夜泣きがひどかった1人目(長女)の時に試したかったんですけどねー
これを知ったのが2人目(長男)の時で・・・
でも長女ほどでなくても、長男も夜泣きはあったので、もちろんやってみました
一番手ごたえを感じたのは、4つ目の『「寝言泣き」なら2~3分様子を見る』でした
他の3点は、夜泣き対策としてでなく、元々なんとなくやっていたことでもありましたが、4つ目に関しては全く知らなかったことで、記事を読んだ時は「ウソ・・・!」という感じでしたね
記事にあった説明としては、
『大人が眠りの浅い時に寝言が出たりするように、赤ちゃんは寝言のかわりに泣くことがあり、そのたびに授乳や抱っこをするとなかなか寝付けないので、2~3分様子を見る。寝言泣きならおさまる』
要するに、しばらく放置してみる、ということですね
「そのたびに授乳や抱っこをするとなかなか寝付けない・・・」
これ、やってました・・・泣いたら、即、抱っこ・・即、授乳・・・
読んだ時に、あー私のことか・・・!と思ったくらい、やってしまってたと思います
それから、泣いてもすぐ抱っこせずにしばらく放置してみるようにし始めんですが、これが意外と難しかった・・・
泣いているのに放置してしまっている・・・!という罪悪感・・
ご近所への騒音も気になる・・
さらに、泣き声が続くと、上の子も起きちゃったりするんですよね・・
なので、結局待てずに抱っこしてしまったこともありましたね・・
でも、少し心がけてみると、たしかに、そのまま泣き止んで、また寝てくれる時があって、かなり衝撃でした・・・!
何かしないと寝てくれないと思い込んでいたので・・・
それに、しばらく待ってみても泣いている=寝言泣きではなく他の原因がある、と分かることで、精神的にも少しましになりました
まとめ:夜泣きに悩むママ達に言いたいこと
いろいろ書きましたが、今私が伝えたいのはこれです
- とにかくいろいろ試してみる!
- (夜泣き中に)ママが落ち着くことをしてみるのも時には必要
- 夜泣きは必ず終わる!
とにかくいろいろ試してみる!
夜泣き対策がどういう結果になるかは、赤ちゃんそれぞれで全く違うようですよね
我が家では完全に夜泣きがなくなることはなかったですが、〇日でなくなりました!とか、すっかり落ち着いて・・とか、実際にすごい効果がある場合もあるようです
自分の子供にどの対策が合うか、やってみないと分かりませんし、ママが少しでも楽になるならやってみる価値はあります
なので、昔の私のように、自分がとにかく我慢して・・とは絶対に思わず、ぜひいろいろ対策を調べて、試してみて下さい!
(夜泣き中に)ママが落ち着くことをしてみるのも時には必要
例えば、
- 部屋の電気をつけて明るくする
- テレビを見ながら授乳する・ミルクをあげる
これには反対意見があるだろうとは思います
実際、私自身やっていませんでした
でもある時友人が「夜中ミルクをあげながらテレビをつけてるよ」と言うのを聞いて、衝撃を受けたんです
「明るくしたら赤ちゃんが起きちゃってかわいそう・・」
「テレビを見ながら・・なんて、よくないのでは。ちゃんと赤ちゃんの顔を見ながら授乳やミルクあげなきゃ」
などの意見ありますよね
私自身もそう思っていたので、夜中暗い中で授乳していました・・
でも! でも、です
そうやってがんばっている結果、限界まで追い詰められているママがいるとしたら、
反対意見があるような方法でも、ママが少し楽になるなら、時には必要なんじゃないかと思うんですよね
暗闇って、精神的には余計に下がる要因の一つだと思います
夜がダメというか・・
同じことを考えても、昼間と夜で気持ちが違ってくることありますよね
だから、赤ちゃんのためにはこうするべきなんだ、夜の授乳は暗くしなきゃ、とあまり思い過ぎず、ママが楽になる方法も考えてみてほしいと思います
夜泣きは必ず終わる!
当たり前すぎることですが、やっぱりあえてもう一度これを言いたいです
ただ誤解しないでほしいのは、我慢していればいずれ終わるから!
なんて言いたいわけではありません
一つ目の言いたいこと〈とにかくいろいろ試してみる!〉でも書きましたが、私は長女の時ひたすら我慢してしまい後悔したので、何でも試してみてほしいです
それと同時に、夜泣きはいずれ終わるもの、長い子育て期間の一部分に過ぎない、ということを頭に置いておいてほしいですね
私も夜泣きと格闘している時期はそう思えなかったので、無我夢中だと難しいのはよく分かります・・!
でもいずれ必ず、いい思い出として話せるような日がどのママにも来るので、今つらいママは、どうかくじけずに、今だけの修行だと思って乗り切ってください!
読んでみて良かったと思った本
2で書いた「夜泣き改善のポイント」を提唱している清水悦子さんが著者です
夜泣き改善の方法がさらに詳しく書いてあります
また、「赤ちゃんのタイプ別寝かしつけの方法」や、「月齢別安眠スケジュール」も載っていて、とても参考になります!
自分と子供には当てはまらないかも・・と思っても、こんな方法もあるんだ・・と知って試してみるだけでも出口が見えなくてつらい気持ちが少し変わるのではと思いますし、苦しんでるのは自分だけじゃないんだ!と分かることで、救われることもあるんじゃないかと思います
ぜひ読んでみてください!